プロフィール
はじめまして
One Step 代表 岡田 ゆかり です
ようこそ弊社のホームページへお越し下さいました。ご覧頂いているあなたと、このサイトでお会いできたご縁に感謝致します。
ここで少し私の経歴などをお話しさせて頂きます。
華やかなMC・ナレーター時代
私はもともと人見知りで引っ込み思案な面もありましたが、内心は目立ちたがり屋でした。ピアノ発表会も大好きな子供で、いつしかマイクでしゃべる事に憧れ、放送委員になり運動会の実況もしていたほど。
そんな私が大人になり、司会の道に行くのは自然なことでした。MCとして経験を積み、順風満帆な日々を送っていました。
ところがある日突然、それは私を襲ったのです。
突然の「あがり症」発症
ブランクを経てMCとして活動を再開した頃でした。大切な式典でのスピーチで、突然あがり症を発症したのです。
心臓がバクバクし、喉が詰まり声が出ない・・・。頭が真っ白になりマイクを持つ手が震えだしました。
あがりを知らなかった私は、自分にいったい何が起こっているのか理解できず、動揺と不安、焦り、そして恥ずかしさから赤面し、汗が吹き出しました。
プロなのに!、人前でしゃべる事が仕事なのに!どん底に突き落とされました。
「あがり症」克服を決意!
これまで緊張と言っても、「ワクワク」しか感じた事の無かった私は、あがり症という極度の緊張を経験し、
「こんなにもつらく苦しいものなのか」と、痛感しました。
落ち込む日々を過ごし、人とのコミュニケーションも避けるようになっていた自分でしたが、このままでは司会業どころかこの先の人生までも支障をきたすのではないか、そして何よりも私は声の仕事が好きなんだ、諦めたくないんだという一心で克服を決意しました。
克服への道
まず初めに申し上げます。
あがり症は、風邪の様に風邪薬さえ飲めば勝手に治っていくものではありません。
自分の思考や行動など、少なからず能動的になる必要があります。
そして克服には個人差があります。トラウマの深さ、性格、思考グセなどにより、たった数回で克服できる人もいれば、何年もかかる人もいます。
あがり症克服を決意してから、あらゆる克服法を試しました。カウンセリングルームや、いくつもの教室に通った経験があります。
試行錯誤を経てようやく克服することができましたが、2年かかりました。
なぜ2年もかかったのか?
もちろん上で述べた様に、トラウマの深さ、性格、思考グセなども大きな要因ですが、それ以前に自分に合った克服法でないと難しいという事です。
自分に合った方法でないとアプローチが的外れなものとなり、克服への回り道になってしまうのです。
アプローチがずれているかどうかなんて、あがり症真っ只中にいる時にはなかなか自己判断が難しいものです。
ただやみくもに克服法を試していても意味が無いと気付き、通り一遍の方法ではなく、自分に合った方法が必要でそれがわかった時、克服への第一歩となるのです。
再び表舞台へ!
あがり症を克服していく過程で大切なのは、少しずつ小さな自信をつけていくことです。出来なかった事ではなく、どんな小さな事でも出来たことに目を向けてください。その積み重ねが自信になっていきます。
自分が身をもってあがり症を経験し克服したことで、また新たな価値観・考え方・捉え方、そして許容を得ることができました。
あがり症を克服するということは、これまでの自分と向き合うということの他ありません。
自分自身と向き合うということは、やはり辛くしんどいものです。
ですが、それらを許し受け入れられた時、人は成長することが出来ます。
あがり症克服は、この副産物と言ってもいいでしょう。苦しみ悩んだ経験こそが誰かの役に立つ、その人が幸せになれば自分も幸せになる。
だから私は挑戦し続け、進み続けたいと思いました。
それがきっと誰かの役に立てると信じています。あがり症克服トレーナーはまさに、その第一歩となりました。
図らずも、あがり症になるきっかけとなった司会の仕事を今でも続けています。そして今、更に自分の幅を広げ深めようと、声だけが一本勝負であるナレーション業界にも新たに挑戦中です。